このブログサイトのために使っているWordPressが突然、次の状況になってしまいました。
ポイント
- WordPressの投稿管理画面で記事の一覧が表示されなくなった
- WordPressからログアウトしたらログインできなくなった
- パスワードの再設定もできない
結論から言うと、プラグインのSiteGuardを無効にすることでログインできるようになりました。
「そんな簡単なことで?」と思いました。
ですが、修復作業初期に一度全てのプラグインを無効にしてみたことがありましたが、その時には直らなかったのです。
とすると、他に試した数々のことと、SiteGuardの無効化がいい具合に重なって復旧できたという可能性もあります。
それが何だったのかは今でもわかりませんが。
解決までの3日半、調べては試すことを延々と繰り返しました。
無我夢中だったので忘れてしまったこともありますが、ここにその経過を記録しておきます。
WordPressに障害発生
まず投稿画面で投稿一覧が表示されなくなった
なかなかできないブログの更新。
このままではいけないと一念発起し、ある日から下書きでもアイディア出しでもいいから、ブログの更新にかかわることを毎日5分でも続けることにしました。
ハードルを思いっきり下げることで、継続することを優先するという方法です。
これは『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』(立花岳志. サンマーク出版, 2018)で学んだことです。
続けるための唯一の方法を学んだ本 『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』
どうすれば「やろう」と決めたことを続けられるんだろう やろうと決心したことが続けられない悩み。つい目先の快楽を優先してしまったり、忘れてしまったり、面倒だったり。モチベーションが続かないことも理由のひ ...
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おかげで数か月から半年に1度だった記事の更新が、遅々としてはいるものの進むようになり、私のモチベーションもアップしてきました。
そんなある水曜日の朝、WordPressをいじっていたら突然、投稿管理画面の投稿一覧が表示されなくなり、新規投稿・編集ができなくなりました。
管理画面のほかページは表示できているのに投稿ページだけがおかしいのです。
何か変なことをしたのだろうか?と考えましたが、いつもと違うことといえば、「固定ページ」の管理画面に入り、使わないSampleページを削除したくらいです。
でもまさか、いらない固定ページを消しただけでこんな不具合が起こるでしょうか?
もしかすると気づかぬうちに他に取返しのつかないことをしてしまったのでしょうか?
今考えてみると、削除したときにごみ箱に入った記事を復元すればよかったのかもしれません。
でもこの時は焦ってしまい、復元することも思いつかなかったし、一体自分がその朝WordPressで他に何をしたのかも思い出せませんでした。
そして早速直し方を調べました。
「WordPress 投稿画面 表示されない」とググってみると、「サイトが真っ白になって投稿できない」という記事がたくさん出てきます。
でもソフィーの場合は画面全体が真っ白にはなっていません。
左側の管理メニューは表示されているのに右側に表示されるはずの記事一覧がブランクとなっている状況でした。
これまでに投稿した記事が消えてしまったのか??とあせりました。
でもブログの記事はブラウザ上で表示されたので、消えていないことはわかり安心しました。
次にログインができなくなった
そして、一度ログアウトしてみたら直るかもと思い、ログアウトしてみたのですが、そうすると今度はログインできなくなってしまいました。
ログインできないことと、投稿管理画面が表示されないことに何か関係あるのでしょうか?
ログインできるようにならないと投稿管理画面の障害にも対応できないので、事態はさらに深刻になりました。
この時点でかなり絶望的な気分になりました。
それでも仕事に行く時間となったのですぐに作業をやめ、帰宅後に落ち着いて復旧作業をすることにしました。
その夜から3日間、復旧に向けて出口の見えない長い旅が始まりました。
勤務中は仕事に集中していたせいか、絶望感をいっとき忘れることが出来て助かりました。
そして帰宅後、家事を終わらせた9時頃から3時間程度、調べては試すことを繰り返しました。
Day1の作業
パスワードの再設定ができない
そもそもログインIDとPWはずっと同じものを使っており、最初に設定したときから変更していません。
ですから、ログインできないのはおかしいのですが、このままではずっとログインできないのでパスワードを再設定することにしました。
まずログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」をクリックします。
すると、ユーザー名またはメールアドレスを入れるボックスが出てきます。
ここでユーザー名を入れると「そのユーザー名またはメールアドレスのアカウントは存在しません。」というエラーメッセージが出てきました。
次にメールアドレスを入れて送信し、メールに通知が届くのを待ちましたが、何も送られてきません。
何度やっても同じです。
もしユーザー名が存在しないのであれば、ソフィーのこのブログも存在しないはずなんですけど、どういうことなんでしょう?
WordPressに登録されているユーザー名とメールアドレスを確認したくでも、ログインできないのでそれもできません。
WordPressのデータベースから直接ユーザ名とパスワードを確認
そこでWordPressにログインせずにユーザー名とメールアドレスを確認する方法がないか調べてみました。
するとありました!
WordPressに構築されたデータベースのwp_usersを確認するといいようです。
データベースの操作にはphpMyAdminというアプリを使います。
ソフィーが使っているレンタルサーバConoha Wingの管理画面にはphpMyAdminへのリンクがついているので、クリックするだけでログイン画面が出てきます。
ログインして以下の図①サイト管理→②データベース→③「ユーザー」欄のphpMyAdmin の順にクリックします。
phpMyAdminのログイン画面が出てくるのでユーザ名とパスワードを入力してログインします。
このユーザ名とパスワードは、WordPressやレンタルサーバにログインするときのものとは違うのでご注意ください。
ログイン後、左側のデータベース一覧からwp_usersをクリックすると下の画面になります。
①ユーザー名、②パスワード(暗号化)、③メールアドレスが確認できます。
確認すると、ユーザー名のところにはWordPressパスワード再発行の際に「存在しない」と言われたユーザー名が表示されていました。
だからユーザー名が存在しないことはあり得ません。
またメールアドレスも正しく入っています。
ますますわけがわかりません。
WordPress.orgとWordPress.comの関係は?
そしてもう一つ不思議なのは、WordPress.comにはログインできることです。
ここで、「今使っているWordPressとWordPress.comはどういう関係なんだろう」という疑問が生まれます。
日頃使っているWordPressは、WordPress.orgが提供する無料のサイト作成ソフトウェアです。
レンタルサーバのConoha Wingではこの無料ソフトウェアをインストールして使っています。
利用者(つまりソフィー)は、レンタルサーバー代は払いますが、WordPressに対して支払いは発生しません。
一方WordPress.comはアメブロのようなブログサービスで、レンタルサーバを使うよりも簡単にブログを作ることができます。
無料で利用することはできますが、独自ドメインやプラグインを使えるようにしたり、容量を3G以上使う場合はアップグレードする必要があり、その場合は有料となります。
無料のWordPressで作ったサイトとWordPress.comは連携できるようになっています。
ソフィーは最初のころによくわからないまま、自分のブログサイトと連携していました。
なにげにWordPress.comにログインしてみると、記事一覧も固定ページも表示することができるではありませんか。
いつものWordPressの管理画面とそっくりです。
そして固定ページのゴミ箱に入っていたSampleページをここで復元することができました。
でも、依然としてWordPress管理画面にはログインできないままです。
ここまでやって1日目は時間切れとなり終わりました。
続きはこちらをごらんください。
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